海中探る円盤ロボ 方向転換自在、温暖化研究に活用
海底に向かって進む円盤形の海中ロボット
=鹿児島県垂水市沖の鹿児島湾、恒成利幸撮影
円盤の形をしたユニークな海中ロボットの開発を、九州大と三井造船(本社・東京)が進めている。繊維強化プラスチック(FRP)製で直径1.9メートル、重さ約270キロ。グライダーが滑空するように水中を進む。海中で方向転換しやすいのが利点。深さ100メートルまで潜ることができる。 >>続きを読む
海底とロープでつないだブイで観測をする場合、漁網と接触して観測装置が破損することがある。海底で待機できる円盤形ロボットなら、漁船の多い沿岸域でも観測に活躍できると期待されているらしい。