もんじゅトラブル「組織のたるみが要因」…機構が自己批判
1995年のナトリウム漏れ事故以来、停止している高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)でトラブルが相次ぎ、運転再開が遅れている問題で、日本原子力研究開発機構がその根本原因を内部調査し、組織のたるみが最大の要因と自己批判する報告書をまとめた。>>続きを読む
報告書は、こうしたトラブルが多発する背景として、運転休止が10年以上に及んで予算も減るなかで、「機構幹部が、(最優先すべき)安全確保へ具体的な方針・目標を示さず、そのための的確な人員・予算配分をしなかった」ことを最大の要因に挙げたとか。